高齢者施設・福祉施設における「美容福祉サービス」

美容福祉とは

高齢者施設でハンドマッサージ
高齢者施設でハンドマッサージ

美容にはすべての人がいかなる状況においても「その人がその人らしく生きる」ことへ

サポートすることです。

そして美容福祉の役割は、QOLの向上にあります。

私たちは福祉の理念のもとに、今まで培った美容の視点と技術をもって、人生を「美しく積極的に生きること」をお手伝いすることではないかと考えます。

 


   実際にどのような活動内容かというと…

  化粧セラピー、ネイルケア、フェイスケア、ハンドセラピー、フットセラピーなどがあります。

  これらは、高齢者施設等ですでに美容福祉を導入し、良い結果が得られたという

  実例報告があげられています。

  美容福祉に期待できる効果(高齢者)

 (1)化粧セラピー(心理効果)

    ①お化粧することにより程よい緊張感が生まれます。(気分が高揚するなど)

    ②自分が女性であることの意識を思い起こします。(自己受容)

    ③自分がきれいだった頃、」楽しかった頃など思いだし意欲の向上が

     期待できます。(回想)

 (2)ネイルケア

    ①爪の手入れや手の手入れ(衛生と保護)    

    ②マニキュア(化粧同様の心理効果が期待できます。)

 (3)ハンドセラピー・フットセラピー

    ①手に触れる。(他人とかかわることで社会性が期待できます。)

    ②リラクゼーション効果(ストレスの軽減)

    ③特定の臓器や器官の緊張をほぐします。

    ④手に活力や柔軟性が得られる。(指の動きがスムーズになる)

     手は第2の頭脳として、脳と密接につながっているので脳の緊張もほぐれ

     よく眠れたりします。

    ⑤足も手と同様の効果が期待できます。


  施設内のレクリエーションやイベントとしても、美容福祉活動は対応できます。